全国狭山活動者会議 ③ 池田の参加者からの発言

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まず、活動報告をします。


昨年は石川一雄さんと早智子さん、大阪府連の村井康利書記長を講師に「平和と人権・狭山を考える池田市民集会」を開きました。


そして今年は大阪府連が大阪の南部で石川夫妻を招いて集会を行なっています。


池田市における今年の狭山集会は、小林節先生を講師に集会を開く予定だったんですが台風5号の上陸で大雨洪水警報のため会場の使用ができなくなり、やむなく中止となりました。


これをうけ来る10月19日に第43回部落解放池田地区研究集会の記念講演として小林先生に再度来ていただくことになりました。


小林節先生への講師依頼のときには中山武敏先生とのおつきあいの関係から快くお引き受けをいただきました。中山先生にこの場をかりて感謝申し上げたいと思います。



次に提案事項です。


狭山再審開始に向けたメディア戦略について発言します。


組織内では石川夫妻が全国各地をめぐってアピールをし、各地においても狭山グッズを作ったり、署名活動をしたり、真面目で地道なさまざまな創意工夫した取り組みを行なっています。そのような取り組みから「石川無実」を共有し、今日の挨拶で石川一雄さんが「三次はない、異議審もない」との決意を表明されたように、私たちも最後のたたかいと改めて再確認したいと思います。


メディア戦略として、石川一雄さんのメディアへの露出、石川一雄さんがさまざまなメディアに登場し、幅広く多くの人たちに人物と人柄を知っていただくことが大切だと思うのです。


過去にも何度かあります。テレビ朝日の長野智子さんの番組や最近はNHKのEテレの「獄友」もあります。でもまだまだ少ない。石川一雄さんの現在について、ご本人が登場しテレビの画面からアピールする機会が一番欠けていると思います。


前回のこの会議で、新聞の意見広告を出してはどうかという提案がありましたが、それもひとつの方法かもしれませんが、費用対効果の面であまり成果が出ないと考えます。


数千万円という資金をかけ、たった1日だけ全面広告をうったからといってどれほどの効果があるんだろうと思うわけです。


組坂委員長が挨拶で言っておられたように、共産党はレイシストと同じ差別妨害勢力のひとつとなっており、その共産党系の国民救援会などは「石川一雄は解放同盟のあやつり人形でしかなく自分の意思で発言していない、主体性などない」などと言っている。


これらに対し、冤罪被害者として


石川一雄さん本人がテレビ(電波メディア)、活字メディア(新聞・雑誌)、ネットメディアに登場し発言していくことが重要。


意見広告は数千万円の資金がかかる上、新聞の発行部数について、「押し紙」という新聞社が販売店に押し付ける水増し部数が存在する。朝日で30%、読売が40%、毎日にいたっては70%と言われています。なぜ「押し紙」が存在するか? 新聞社は発行部数を水増しすることで広告費を高く維持したいからです。


現在のネット社会の進行で、新聞を購読しない家庭が増えています。


逆に電波メディアや活字メディア、ネットメディアに石川一雄さん本人が登場すればお金を支払うどころか、出演料、原稿料を受け取れることができる。


提案したいのは、心ある文化人・


人士と石川一雄さんとの対談を活字メディアに掲載してもらう。小林節弁護士、中山武敏弁護士、ジャーナリストの鎌田慧さんなど。


一番実現したいのは政治家の亀井静香さん。この人は警察のキャリア官僚だったのに死刑反対議連の会長をされています。


ノジマミカさんに教えてもらい見た『NNNドキュメント「死刑執行は正しかったのかⅡ 飯塚事件 冤罪を訴える妻」』(9/4日本テレビ)


亀井静香さんが死刑反対の実例に出されているのがこの飯塚事件なんですね。


警察は当初「白いワゴン車」を捜査していたのに、「紺色のワゴン車」の目撃証言があると一転して状況証拠を造り上げていく。冤罪事件というのは全部警察による誘導によって行われている。犯人とされた

久間さんは自白もしていないのに、状況証拠だけで死刑が確定した。死刑執行の際には非常に抵抗をされたという話に、怒りに胸が震える思いでした。

警察官僚出身で死刑反対の亀井さんと冤罪被害者の石川一雄さんとの対談がもし実現すれば面白いと思います。亀井さんは村山政権時代に故上杉佐一郎委員長の同盟葬にも参列されていましたから、ルートはあると思います。

最後に、もうひとつだけ。

92日からNHKで『植木等とのぼせもん』という連続ドラマが始まりました。

主演が堀北真希さんと結婚した山本耕史さんです。彼が植木等の役柄です。その父・徹誠を伊東四朗さんが演じている。

植木徹誠さんは本願寺派の僧侶で、被差別部落の寺院の住職になったことで三重県水平社に参加し、治安維持法で検挙されたというエピソードがある。そして、息子に人間平等の「等」と名付けたわけです。だから一世風靡したクレージーキャッツの植木等さんは本名なんですね。

その番組紹介を池田の団体でつくっているブログ「闇と光」で取り上げ、フェイスブックの狭山交流掲示板にもシェアしました。そうするとたくさんの人がさらにシェアしてくれたりして、1日に3千アクセスを超えたりしてブログのランキング3位にもなったりしました。

これを取り上げたネットメディアが「リテラ」なんですね。運営者は元噂の真相の川端副編や神林さん。

本部は雑誌サイゾーの広告記事を差別だとして糾弾していましたが、サイゾーがある渋谷道玄坂にはこのフロアの5倍以上のメディアセンターを持っていて、数10人にのぼる若手のプログラマーが「日刊サイゾー」「ビジネスジャーナル」「ヘルスプレス」など様々なネットメディアを発信しています。現在ネットメディアには新進気鋭のライターを発掘し、そういう人たちが新しい発想と視点で発言している。こういう若い力との連携が非常に重要だと訴えまして発言に変えたいと思います。

少し長くなりましたが、ご清聴ありがとうございます。

【註】加筆・修正してあります。他の参加者の発言については『解放新聞』紙面にて確認いただきたいと思います。






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by hageguma | 2017-09-09 13:41 | 取り組みニュース | Comments(0)