あのネトウヨ"鳥取ループ"(宮部龍彦)と同じ「逆差別」論を展開する共産党

TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』(平日22時~生放送)
新世代の評論家・荻上チキがお送りする発信型ニュース番組。
Main Session 
参院選直前、各党に訊く!第二弾
今夜は日本共産党の宮本徹・衆議院議員、
社民党の又市征治幹事長が生出演


【スタジオ】
一橋大学教授で政治学者の中北浩爾さん

7月10日、日曜日の参議院選挙にむけて、Session-22では各党の幹部の方などにご出演頂き、「経済対策」「憲法改正」「社会保障」「政治とカネ」など様々な争点について直接伺っています。今夜は、その第二弾として共産党から宮本徹衆議院議員、社民党から又市征治幹事長が生出演。リスナーの皆さんからの疑問や質問も交えて、直接、政策や主張などをうかがいました。

http://www.tbsradio.jp/50376

d0007721_15555533.jpg【女性アナ】つづいてラジオネーム"ピクルス食べたい"さんから。
<共産党は今国会に提出されている「部落解消推進法案」に反対しており、私は非常に残念に思います。そこで一点質問があるのですが、共産党はヘイトスピーチ規制法には賛成の立場でした。今回可決されたヘイトスピーチ規制法には部落出身者は対象外となっておりますが、もし今後法改正があり部落出身者も対象となれば、共産党は法案改正に反対するのでしょうか。いつまで「部落差別は解消された。部落差別の実態調査が新たな差別を生む」とおっしゃるのでしょうか。共産党がこの問題解決されないかぎり、私は共産党に投票はありません>
といただいております。

【荻上チキ】共産党の宮本さんいかがですか?

【宮本徹衆議院議員】まあ私たちはですね、いまのこのいわゆる同和問題についてはですね、基本的には、あのうもう、十数年前の政府の対策としては一回区切りはついている問題だというふうに考えています。で~え……逆にですね、この段階で、え~、部落差別解消ということでやり始めると、え~、ないものを、ないものって言いますかね……

【荻上】「ないもの」と言っていいんですか!?

【宮本】ないものと言ったらおかしな言い方ですが、ないものって、基本的にはそのう、逆差別的なものですね、生み出していく可能性の方が高いっていう……

【荻上】それはまさにヘイトスピーチの論理と同じで、ヘイトスピーチの人たちが例えば朝鮮人たちに、「逆差別することになるじゃないか」と、ヘイトスピーチ対策法に反対したのと、ロジックまったく同じに聞こえるんですけど。

d0007721_15563466.jpg【宮本】ただ、実際はですね、あのう部落……当事者の皆さんの中でもこの問題っていうのは、いろんな方たちがいますけど、あのう、基本的には新たに差別を掘り起こす事になっていくから、えー、逆差別につながっているから、これはやめてくれという声も、かなりの声であがっています。実際いろんな形で逆差別の事業がおこなわれてきたという事実も……

【荻上】「寝た子を起こすな」という議論に聞こえるんですけど。例えば部落差別の掘り起しみたいなことかですね、逆に増やすみたいなことをおっしゃっていますが、では今ある差別にはどう対応するんですか?

【宮本】(長い沈黙) 今ある差別っていうのは、ま、今の差別、基本的にはそのう、国民融合路線というのが私たちのこの問題での考え方をずぅっと取ってきたわけですけども、え~、そういう形で、え~差別はなくしていくということを考えています。

【荻上】はい、そうしたものは法律とかそうしたものに反対していくわけですよね。

【宮本】そうですね、新たに、新たな逆差別を持ち込む可能性があるものを……

【荻上】どうして「逆差別」になるんですか?

【宮本】い、いや…さきほどいいましたけども、一度もう同和対策事業というものはもう終了させようというところまで、進んできているものだと思うんですね。で、いろんな自治体でですね、そのう、えー、えー、その地域に対してだけの、特別事業、もしこれからやるということになったらですね……

【荻上】まあ、やり方はいろいろあると思いますけれど、現にいまだに差別ということで結婚差別など、様々な実際に続いてしまっているわけですよね。私の知り合いでも、少なくとも三人、現在ですよ、結婚差別にあったという方もいらっしゃるわけですよ。そうした差別の実像がある中で、さきほど「ない」というような発言までありましたが、何か物凄く消極的で、対立し続けているイメージを解消できていない共産党の相変わらずの姿だな、というような印象をこのリスナーの方たちも抱くのではと思いますが、いかがでしょうか?

【宮本】……いや……

【荻上】いまの沈黙でよく分かりました。

【宮本】はい……

【荻上】他にも論点がありますので、中身に入ります。中北さん、いかがですか。

【中北浩爾一橋大学教授】そうですね。差別行為が現実的にあって、当事者の方が声をあげるっていうことは当然のことだと思いますんで、そういうことを抑圧するような行為というのは、まあちょっと考え直してほしいなあと思います。

【宮本】抑圧しているわけでは……

※以上抜粋しました。
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by hageguma | 2016-07-12 16:34 | 読み物 | Comments(0)